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【光の芸術家】福岡初開催!光彫り作家ゆるかわふうの世界へ🐋山水水出珈琲のモーニング☕

今回のモーニングは、ゆるかわふうの世界を開催している福岡アジア美術館のすぐ裏路地にある「山水水出珈琲」でいただくことにしました🍴

店名にも記載してある通り、水出しで抽出するダッチコーヒーが有名で、篠栗にある若杉山の天然地下水を使って8~10時間かけ丁寧に抽出し、一晩寝かせてから提供するんだそう。この手間暇かかる抽出方法でじっくりと淹れるダッチコーヒーは、珈琲豆の甘みと柔らかな苦味が引き出されて、香り高くすっきりとしたマイルドな味わいになるのが特徴らしいです🕰️

アイスダッチラテに、プラス100円モーニング(ドリンク+100円でトーストとエッグ付き)をチョイスしました🍞

人生初めて飲んだダッチラテの感想は、口当たりがすっきりとしていて凄く飲みやすかったです!ミルクフォームも、エスプレッソマシンを使ったスチームミルクで泡立てるモコモコなものとは違い、きめが細かくてとろとろふわふわでした。

個人的には、ラテ(エスプレッソ+ミルク)と言うよりオレ(コーヒー+ミルク)寄りな気がしました。すごくおいしい。

 

モーニングセットの厚切りトーストは中もちもち外サクサクで、別添えのバターをたっぷりと塗っていただきました。卵は殻のまま上部がきれいにカットされておりスプーンで掬っていただきます🥄

白身も黄身も半熟温泉卵みたいにとろとろで、別添えの塩をかけていただくと黄身の味の濃厚さが引き立ってとても美味しかったです🧂店内の居心地も良くて、サクッとのつもりがつい長居をしてしまいました。

そして、お腹も満たされたところで「ゆるかわふうの世界」幻想的で素敵でした。

世界初のオリジナル技法「光彫り」は、ゆるかわふうさん自身が考案されたんだそう。

建築物の内側に使用されるスタイロフォーム(発泡断熱材)を、金属ブラシで削ったり、半田ごてやシンナーで溶かしたりして凹凸をつけ、その堀り具合で濃淡を作り、完成した断熱材の背後から「白い」LED照明を当てると「青色」に発色する仕組み。

裏側から視点側にライトを反転すると作品の質感や素材、断熱材の凹凸などがくっきりと見えます。

作品によってはLED照明の色彩を変えているものもありました。こちらは黄色やオレンジ色、場所によっては金色の様にも見えます。

写真で撮ると実物の迫力が伝わりにくいのですが、5枚板の作品は高さ約1.8m×横幅5mと1点1点とても大きいです。

目の部分だけで手のひらサイズもあるのですが、寄りで見ると繊細さがすごいです。

クジラやウミガメ、シロクマなど海の生き物たちをモデルとした作品が多いのは趣味のダイビングから、LED照明を当てたスタイロフォーム(発泡断熱材)の青色に惹かれたのも、海の青と重なって惹かれたんだそうです。

こちらの作品は藤田ニコルさんをモデルにされています。リアルな肌の質感で透明感とツヤがすごい。

現代アートって、社会的な情勢や問題など風刺的な作品や問題提起をするようなものが注目されがちっていう個人的なイメージがあるのですが、わたしは美しい物を美しく捉えて表現されたり、繊細な感情表現の芸術美術が好きなので、海の動物の「生」の一瞬をリアルに作品に閉じ込めている様な世界観の、ゆるかわふうさんの作品はとてもリフレッシュされました🐬

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